令和7年北九州支部研修会のご報告

令和7年9月17日、令和7年度 福岡県土地家屋調査士会 北九州支部研修会が開催され、盛況のうちに終了いたしました。

今回は、弁護士・鍋嶋隆志先生を講師にお迎えし、土地家屋調査士が日頃の業務で直面する具体的な法律上の判断の迷いや課題について、実務的なアドバイスをいただきました。

特筆すべきは、参加者からの質問がその場で随時発言され、その意図を汲み取りながら進行された点です。対話を重視した進行により、非常に密度の濃い研修となりました。

鍋嶋先生は2022年から2024年にかけて土地家屋調査士特別研修講師も務められており、その豊富な知見が存分に共有されました。

本研修では、土地家屋調査士業務におけるリスク管理と関係者との円滑な連携を中心に、

・隣接地対応と境界調査の法律課題

・測量業務のリスク管理と契約、訴訟対応

・弁護士との連携と支部運営の法的ポイント

など、多岐にわたる法律問題が議論されました。

今回の研修会は、活発な質疑応答を通じて質問者一人ひとりの疑問が解消され、実務に直結する深い学びの場となりました。
ご参加いただいた皆様、そして貴重なご講演をいただいた鍋嶋隆志先生に、心より御礼申し上げます。

 

研修内容をまとめた資料を支部会員向けにダウンロードできるようにしていますので、

会員専用のコーナーのその他資料保管庫を参照ください。